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一足お先に女子がリオ五輪の切符を掴んだバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選
いよいよ男子の熱戦が火蓋を切ります。
高さ・スピード・パワーは、男子バレーの魅力ですね!
男子バレーボール日本代表がリオオリンピックに出場するためには、女子と同様アジアで1位になるか、今大会で4位以内が必要です。
世界最終予選参加国で、日本よりも世界ランキングが低いのは中国代表チームのみ。
では男子バレーボール中国代表は弱いのでしょうか…?
日本を上回る、アジアトップクラスの高さを持っている中国代表
中でもチョウ・シン選手のスパイクの打点の高さなどは脅威になるはずです。
また昨年の世界ジュニアバレーボール選手権では銅メダルを獲得するなど若手の台頭も目覚ましい男子バレー中国代表の注目選手は?
大会2日目で対戦する男子バレー中国代表について少し確認してみようと思います。
リオ五輪への出場権
「2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選」
リオオリンピック出場権を掛けた最後の戦いです!
女子バレーボール日本代表は見事にアジア大陸枠1位でリオ五輪への出場権を決めてくれました!
次は男子バレーボール日本代表の番です!
ここでもう一度おさらいしておきたいのが、男子日本代表がリオ五輪へ出場するための条件は…
- アジア大陸予選予選に参加の4カ国の中で1位になる。
- アジア枠を含めた参加全8カ国の中で4位以内になる。
※アジア1位を除く3位以内
バレー日本代表のリオオリンピック出場条件は?何位ならいいの?
参加国と世界ランキング
男子日本代表の現状を知るために、参加8カ国の最新FIVB世界ランキングを確認してみましょう。
参加8カ国の最新FIVB世界ランキング
出場チーム | 世界ランキング | 出場枠 |
---|---|---|
ポーランド | 2位 | 世界最終予選枠 |
イラン | 8位 | アジア大陸予選枠 |
フランス | 10位 | 世界最終予選枠 |
カナダ | 10位 | 世界最終予選枠 |
オーストラリア | 13位 | アジア大陸予選枠 |
日本 | 14位 | アジア大陸予選枠(開催国) |
中国 | 19位 | アジア大陸予選枠 |
ベネズエラ | 20位 | 世界最終予選枠 |
以上の表から見て分かるように、男子バレー日本代表は
- アジア4カ国の中では3位
- 参加8カ国の中では6位
世界ランキング上では、下位ランクとなっており、かなり厳しい位置にいます^^;
男子バレーボール中国代表は弱い?
参加国の中で、日本よりも下位に位置しているのが「中国」「ベネズエラ」の2か国です!
「中国」と聞くと、強いイメージがあるのですが、日本よりも世界ランキングは、下位なのです!
では、「男子バレー中国代表」は弱いのでしょうか…?
中国男子バレー五輪出場
- 1984年ロサンゼルスオリンピック:8位 (予選突破して出場)
- 2008年北京オリンピック:5位 (開催国枠で出場)
その男子バレー中国代表チームが過去にオリンピック本大会に出場したのは2回だけです。
北京オリンピックは開催国枠で出場しているので、実質自力で予選突破したのは1回のみです。
ワールドカップバレーボール2015の結果
ワールドカップでの上位2チームが、リオ五輪の出場権を獲得しました。
女子バレー
1位:中国
2位:セルビア
3位:アメリカ
5位:日本
男子バレー
1位:アメリカ
2位:イタリア
3位:ポーランド
6位:日本
※中国代表は出場権が有りませんでした…
女子と男子を比べてみると分かるように、レベルの差が恐ろしく大きいのです!
- 「男子バレー中国代表」はワールドカップ出場権無し
世界ランキング:19位 - 「女子バレー中国代表」はワールドカップ優勝
世界ランキング:2位
中国の注意すべき点
勝負は、ランキングでは決められませんね!やってみなければ分かりません!
日本にとってランキングが下位だからといって油断できる相手ではありません。
男子日本代表が、中国代表戦で注意すべき点は…
- 高さ
- 若手の台頭
- ラフプレー
この3点を順に見てみましょう。
1.中国選手の高さ
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中国の選手は、アジアでもトップクラスの身長を持つチームです!
男子日本代表2m超え選手
- 山内 晶大選手:204cm
- 小野寺 大志選手:202cm
- 高橋 健太郎選手:201cm
男子中国代表の2m超え選手
- 饒 書涵(ジョウ ショカン)選手:209cm
- 耿 鑫(コウ キン)選手:208cm
- 戴 卿尭(タイ ケイギョウ)選手:205cm
- 徐 静涛(ジョ セイトウ)選手:202cm
- 陳 龍海(チン リュウカイ)選手:201cm
- 張 晨(チョウ シン)選手:200cm
- 仲 為君(チュウ イクン)選手:200cm
以上のように、身長という点では中国代表チームの選手は欧米の選手並みの高さを誇ります。
チョウ・シン選手のジャンプ力
背番号4番 WSの張 晨(チョウ・シン)選手は脅威のジャンプ力を誇ります。
ジャンプ力比較
選手名 | 身長 | スパイク | ブロック | ポジション |
---|---|---|---|---|
チョウ・シン選手 | 200cm | 356cm | 340cm | WS(ウイングスパイカー) |
ジョウ ショカン選手 | 209cm | 354cm | 344cm | MB(ミドルブロッカー) |
コウ キン選手 | 208cm | 348cm | 338cm | MB(ミドルブロッカー) |
チーム最高身長「ジョウ ショカン選手」2番目に高身長「コウ キン選手」
身長差が8~9㎝あるにもかかわらず、ジャンプ力は「チョウ・シン選手」が勝っています!
チョウ・シン選手はWSで、他の2選手とは役目が違うので一概には比較できませんが…^^;
でもやはりこの高さから打ち込んでくる角度のあるスパイクは要注意ですね。
ただ日本にも、身長189cmでスパイク最高到達点は355cmの福澤 達哉選手がいます。
福澤選手もポジションはWSなので、激しいスパイクの応酬が観られそうですね^^
2.若手の台頭
バレーボールジュニア世界選手権
- 1位:ロシア
- 2位:アルゼンチン
- 3位:中国
- 14位:日本
※参加16カ国
- 2015年開催地:メキシコ
- 出場条件:21歳以下(U-21)
2年に1度開催される、若手選手でチーム構成をした、世界大会
この大会で、見事3位に食い込んだのが男子中国代表チームです。
日本代表は、参加16カ国中14位という成績でした。
日本が「U-21代表でジュニア世界選手権」で上位入賞したのは、1989年のギリシャ大会準優勝1回のみです。
若手の活躍で、中国の力は未知数となっています!
中国に追い越されないためにも、日本の若手選手にも頑張って欲しいですね!
中国代表の若手注目選手は?
張哲嘉選手 ZHEJIA ZHANG
MIDLLE BLOCKER【MB】
生年月日:1995年8月31日(20歳)
身長:207㎝
体重:90㎏
スパイク最高到達点:357㎝
ブロック最高到達点:345㎝
出典:www.fivb.org
- 高さを活かしたブロックでディフェンスの要となる選手
- 2015年ジュニア世界選手権にて、ファーストベストミドルブロッカー賞を受賞
饒 書涵選手 ジョウ ショカン SHUHAN RAO
MIDLLE BLOCKER【MB】
生年月日:1996年12月23日(19歳)
身長:209㎝
体重:85㎏
スパイク最高到達点:354㎝
ブロック最高到達点:344㎝
出典:www.fivb.org
柯 俊煌選手 カ シュンコウ JUNHUANG KE
LIERO【L】
生年月日:1994年6月28日(21歳)
身長:183㎝
体重:72㎏
スパイク最高到達点:330㎝
ブロック最高到達点:320㎝
出典:www.fivb.org
2020年の東京オリンピックでは、日本代表も苦しめられそうな要注目の選手が、今以上に育ってきています。
3.ラフプレー事件!
ロンドン・オリンピック出場をかけた男子バレーボールの世界最終予選
日本対中国の試合前の練習時間にある事件が発生しました。
ロンドン五輪最終予選
日本対中国
試合前に、両チームがコートの半分ずつを使って行う練習中
中国選手が放ったスパイクが、当時の主将宇佐美大輔選手の顔面を直撃!
宇佐美選手はこの試合を欠場し、司令塔とセッターを失った日本は、1-3で敗退しています…
練習ではスパイクはまっすぐにストレートボールを打ち込むように決められています。
しかし、手元が狂ったのかクロスボールが宇佐美選手を襲いました…
当時、日本の世界ランキングは15位で、中国は10位で立場は逆でした^^;
男子バレー中国代表が日本の勢いに脅威を感じ、ラフプレーを行ったのかは、分からないままですが…
中国代表チームはバスケットボールやサッカーなど、いろいろな国際競技でもラフプレーで問題を起こしています。
今大会でも日本選手は怪我人を出さないように十分注意してほしいものですね。
とは言え日本は初戦のベネズエラ代表戦と、2戦目の中国代表戦に確実に勝利しないと後がなくなります。
女子に続いてリオ五輪の切符をつかむためにも、中国の壁を超えてもらいたいです。
がんばれニッポン!!
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