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バレエの中でも世界三大バレエ団の一つ「イギリス・ロイヤルバレエ団」
その中でもトップクラスのまさに主役を演じるバレリーナをプリンシパルといいます。
並大抵の努力では、プリンシパルに上り詰める事は出来ません!
難易度はの高い「プリシンバル」に日本人バレリーナ平野亮一さんと高田茜さんのお二人が昇格したのです^^
今回はバレエ界でイギリスの最高位に上り詰めた2人のダンサーをご紹介いたします。
バレエ
フィギュアスケートや新体操にも大きな影響を与えているバレエ
白鳥の湖などの演舞で有名な舞台舞踊です。
元々の起源はルネッサンス時代のイタリアで生まれたBallo(バロ)と呼ばれるダンスだそうです。
その後歌に踊りを加えたBalletto(バレット)が誕生
次第にBalletti(バレッティ)へと呼び名が変化
・1533年:イタリアからフランスへ渡りBalletti⇒Ballet(バレ)と呼ばれるようになる
・1581年:完全な記録として残っているバレエ作品の「王妃のバレエ・コミック」が誕生
・1661年:ルイ14世によってフランス王立舞踏アカデミーを創立
・1670年:バレエが王室の宮廷から劇場へ
・1671年:オペラ座が設立される
・1681年:初の女性バレエダンサー、ラ・フォンテーヌが劇場デビュー
元々原型はイタリアで生まれ、その後メディチ家からフランス王室へ嫁いだカトリーヌ・メディシスによってバレエがフランスに伝わります。
その後フランスの王室でルイ14世によって男性の踊りとして宮廷で発達
更に宮廷から劇場へと移ったバレエは、劇場では女性ダンサーによる踊りが主流となっていったようです。
- 18世紀後半:ロマン主義からロマンティック・バレエが誕生
- 19世紀後半:ロシアでクラシック・バレエが誕生
更にその後ロシアのバレエ振付師ミハイル・フォーキンによってモダン・バレエが確立
近年では、バレエはフィギュアスケートや新体操、シンクロナイズドスイミングなど、多くのスポーツにも影響を与える存在になっています。
世界三大バレエ団
ヨーロッパを中心に爆発的な人気を博するバレエは世界各地に大小様々なバレエ団が存在します。
世界三大バレエ団
・パリ・オペラ座(フランス)
・マリインスキー・バレエ(ロシア)
・ロイヤル・バレエ団(イギリス)
その他にもロシアのボリショイ・バレエや、ドイツのベルリン国立バレエ団など超有名なバレエ団が幾つもありますね。
今回はその中でも日本人ダンサーが最高位と言われる「プリンシパル」に昇格したロイヤル・バレエ団を中心にお話を進めて行きたいと思います。
ロイヤル・バレエ団
ロイヤルバレエ団
・チャールズ王太子が名誉総裁を務められているイギリス王立のバレエ団
1956年:マーガレット王女を名誉総裁として誕生
フランス:バレエが王室を中心に宮廷舞踊として発達
イギリス:民間のバレエ団によってバレエが広まる
ロイヤルバレエ団の特色
・大衆受けする演劇的な作品が多い
・プリンシパルというダンサーの最高位を設けている
・芸術監督は元プリンシパルのケヴィン・オヘア氏
・所属ダンサーは93人(内5名が日本人ダンサー)
・1961年以来数年に一度来日公演を行っていて日本との関わり深い
ここで出てきた、ダンサーの最高位「プリシンバル」とは、どのようなものでしょうか…?
プリンシパルとは…?
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・バレエ団の最高位の階級のダンサー
・主役のみを演じる
バレエ団の階級
・プリンシパル
・プリンシパル・キャラクター・アーティスト
・ファースト・ソリスト
・ソリスト
・ファースト・アーティスト
・アーティスト
プリンシパルの難易度は?
日本には過去に、ロイヤルバレエ団のプリンシパルに上り詰めたダンサーが2名いらっしゃいます。
・熊川哲也さん:1993年に昇格
・吉田都さん:1995年にプリンシパルとして移籍
プリンシパルというのはそう簡単になれるものなのでしょうか?
プリンシパルに昇格するまでの難易度について確認してみたいと思います。
- まず何より、イギリス王立のロイヤルバレエ団に入団すること自体が究極に高いハードルです。
- また、英語が苦手な日本人にとっては言葉の問題もあります。
- そして、かなりのお金持ちでないと、ロイヤルバレエ団に入団する為の学校へ通えないのです。
100名近い団員の中から、ほんの数名しかなれない最高位のプリンシパル
ではまずロイヤルバレエ団に入団するにはどうするか?
ロイヤルバレエ団に入団するには?
・ロイヤルバレエスクールのオーディションを受けて留学
・この時点でかなりのお金持ちであること(ロイヤルバレエスクールが非常に高額)
・留学前に所属したバレエ団で主役級であること
・ロイヤルバレエスクールの非常に厳しい練習に耐えて、首席クラスで卒業する
ここまでで、大半の人は、ロイヤルバレエ団に入団する事なく挫折します。
そんな選りすぐりの超エリートが100名ほどいる中から頂点を狙うのです。
プリンシパルダンサーの技は人間技とは思えないほどのハイレベルだそうです。
この一言で、プリンシパルの難易度が想像できるのではないでしょうか?
日本人二人がイギリス最高位に!
先ほどロイヤルバレエ団に所属していた日本人プリンシパルお二人の名前をご紹介しました。
ところが嬉しいことに、更に二人の日本人プリンシパルが誕生しました。
平野亮一さんと高田茜さんが2016/2017年シーズンから栄えあるプリンシパルに昇格し、イギリスバレエ界の最高位に!
平野亮一さん
出身地:兵庫県尼崎市
生年月日:1983年9月5日(32歳)
身長:185cm
出典:ebravo.jp
・1987年:母親の経営するバレエ教室で4歳でバレエを始める
・2001年:ローザンヌ国際バレエコンクールで、プロフェショナルスカラーシップ賞を受賞
・2002年:ロイヤルバレエ団へ入団
・2016年:最高位のプリンシパルに昇格
プリシンバルへの昇進時…
「『軽々しい半ズボン姿で稽古(けいこ)をするのはやめてくれ。来季からプリンシパルだから』。芸術監督にそう告げられました」
30歳を過ぎてからプリンシパルに昇格できたのは平野さんが初の快挙のようです。
高田茜さん
出身地:東京都葛飾区
生年月日:1990年4月18日(26歳)
・1993年:江戸川区のバレエ教室に通い始める
・1992年:「ドン・キホーテ」で子役の中の主演を演じる
・2006年:全国バレエコンクールで審査員特別賞を受賞
・2006年:ロシアのボリショイ・バレエ学校へ留学
・2008年:ローザンヌ国際バレエコンクールでプロ研修賞と観客賞を受賞
・2008年:ロイヤルバレエ団に研修生として入団
・2009年:正団員として契約
・2009年:「センソリウム」の初演キャストの一人に抜擢
・2011年:くるみ割り人形の主役を踊る
・2014年:眠れる森の美女の主役オーロラ姫を踊る
・2016年:最高位のプリンシパルに昇格
高田さんは3歳で通い始めたバレエ教室の頃から既にバレエの素質があったそうです。
幼少時代は、おっとりしていてやさしい子供だったようです。
でも中学校を卒業と同時に、ボリショイ・バレエ学校へ留学するなど、ハートも強い少女だったんでしょうね。
ロイヤルバレエ団の芸術監督であるケヴィン・オヘヤ氏が、お二人の舞台人としての非常に素晴らしい資質を称えていました。
二人に続く日本人は?
ロイヤルバレエ団には現在、平野亮一さんと高田茜さんを含めて5名の日本人ダンサーが所属しています。
平野亮一さん:プリンシパル
高田茜さん:プリンシパル
小林ひかるさん:ファースト・ソリスト
⇒東京都出身で1998年にはVignale Danza国際コンクールでグランプリ受賞など才能溢れるダンサー
崔 由姫(チェ・ユフィ)さん:ファースト・ソリスト
⇒在日4世の女性ですが北九州市出身の日本国籍のダンサー
金子扶生さん:ソリスト
小林ひかるさんと崔 由姫さんはもう少してプリンシパルに手が届きそうなファースト・ソリストまで昇格しています。
その先の難易度は、ここまでの道のりよりも更に難しいのだと思います!
是非とも平野さんや高田さんに続いて、日本人ダンサーの優秀さを世界にアピールしてもらいたいですね。
そして彼ら、彼女たちの姿を観て、その後に続く多くの才能あふれる少年・少女ダンサーが育っていって欲しいですね!^^
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